初世貞松斎米一馬が正風挿花を大成したのは、江戸時代の後期、寛政十年頃であって、以来随時随所に花筵をひらくとともに、華道感謝のために 「華神祭」を執行し、そのときの図編『衣之香』を発行しています。その巻頭には、始祖貞松斎の指導者である各師匠の序文および図絵が自序とともに記され、山本北山先生の序文中にも、「華神を祭る」という句が記されています。そして、この「華神祭」はその後の歴代宗家によって毎年執行しつづけられているのです。
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初世貞松斎米一馬が正風挿花を大成したのは、江戸時代の後期、寛政十年頃であって、以来随時随所に花筵をひらくとともに、華道感謝のために 「華神祭」を執行し、そのときの図編『衣之香』を発行しています。その巻頭には、始祖貞松斎の指導者である各師匠の序文および図絵が自序とともに記され、山本北山先生の序文中にも、「華神を祭る」という句が記されています。そして、この「華神祭」はその後の歴代宗家によって毎年執行しつづけられているのです。